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大好きな事をして生活する方法を教えたるわ!~書評「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」

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photo credit: David Blackwell. via photopin cc

こんにちは柬理(かんり)@keikanriです。


「夢をかなえるゾウ」は本当にニヤニヤと笑いながら読みました。

ジャンルとしては自己啓発や啓蒙書の類いになるのでしょうが、ゾウの容姿をした神様ガネーシャや、主人公のツッコミも光りまぁ読みやすく、内容も面白い本でした。


世界で最もわかりやすく夢の実現方法を教えてくれるガネーシャの課題 | KeiKanri



なんとその「夢をかなえるゾウ」の続きが「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」として発売されているとの事ではないですか!?




いやぁ待ちに待った本、しかも今回のテーマが


「大好きな事をして生活する」



なんていう素晴らしいテーマ。まさに私に対する手紙の様な本ではないですか!!
ちょっと前に書評ブロガーとして少し憂鬱な時期がありましたが、これは超読みたい本です。2013年の書評、記念すべき第1弾はこの「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」とします。



<この本でまず心に響いたポイント>

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photo credit: M.Angel Herrero via photopin cc

「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」の主人公の職業はお笑い芸人です。

お笑い芸人といえば成功者と非成功者の差がものすごく大きく分かれる職業。彼はそこで成功する事を夢見ています。
元々はサラリーマンとして普通に1年2年生活していました。

そんな彼はこう考えます。


「このまま一生この電車に揺られて、一生この作業をし続けるのか・・・・」



その将来がまがまがと彼には見えてしまったのです。人間にとって一番怖いのは将来が見えない事よりも、将来が見えてしまう事なんだ!!
っと気づきます。

これはまさしく私も感じていた点と同じで


「一生この電車に揺られてあまり好きでもないシステム屋をやり続けるのか・・・」

そう考えて私はいてもたってもいられないくなり、去年のクリスマス会社を辞めました。

私はこの序盤で説明される主人公の人生にひどく感情移入したのです。



<前巻「夢をかなえるゾウ」とは構成が違う。でもこれが面白い!>

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photo credit: risaikeda via photopin cc

前巻「夢をかなえるゾウ」は建築家を目指す主人公(今回その彼も少し登場し、ファンをニヤリとさせます)がゾウの形をした神様ガネーシャからの教えを1つ1つ与えられ、それをこなして夢に近づいていく。というストーリーでした。


今回のストーリーは少し異なります。
上記でも説明した通り、売れないお笑い芸人である主人公とガネーシャがお笑いコンビを組み、ゴッドオブコント(コントの日本一を目指す大会です。実際の世界ではキングオブコントの事でしょう)の優勝を目指すというもの。


そして売れないお笑い芸人の彼の家には、実はお笑い芸人を目指した時から貧乏神の金無幸子が住んでいたのです。これはガネーシャとコンビを組む(契約をする)事で人間の主人公に貧乏神が見える様になるという設定です。


また、前作から引き続きちょっと腹黒いお笑いキャラ釈迦も登場。

この3人(?)の神がそれぞれの神らしいピカリと光る素晴らしい教えを説いてくれるのですが、今回のストーリー展開も自己啓発本というよりはもう完全に小説です。

それも神3人と人間1人の織りなすドタバタコメディ。これは本当に面白いし、最後感動して泣かされそうになる所もグッときました。


<最後に今回一番心に響いた教え>

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photo credit: Jiuck via photopin cc

最後に今回の一番心にグッと響いた教えをご紹介したいと思います。
それは終盤のガネーシャによる教えで、こんな教えてです。


「自分の知らへん場所は、想いもよらんかった色んな経験をさせてくれる。つまり、そこは自分が一番成長できる場所やねん。せやから、憧れる場所に飛び込んで、ぎょうさん経験して成長した人間が、自分にとって一番向いている事を見つけたとき-----自分にとってもお客さんにとっても、最高の状態を生み出す事ができんねんで」
P.236


これはまぁちょっと回りくどいですが、結局「やりたい事をやる」という事をガネーシャは言っています。
この物語でも主人公はお笑い芸人からそれに近い道で、もう1つのやりたい事を見つけそれで成功します。

まぁそのストーリーの結末は是非ご自身の目でお確かめください。

この本を読んでみてまずは好きな事、やりたい事にとことん手を出し、そこで少しずつ違うなと思った物を削ってやりたい事が見えてくる。っという事で良いのかな。
そう感じました。




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